こまごましたもの

2008年7月 2日 (水)

陶片六景

Photo いつもお世話になっている紫山さんで買った土器の破片。
薄い赤茶色のものは土師器、
灰色のものは須恵器です。
炭の跡が残っているもの、
角が取れて丸くなっているもの、
長年土の中で眠っていたにも関わらず、
ひっかいたような模様が残っているもの、
その表情はさまざまです。


かつては、日常生活の何気ない場面で使われていたに違いない雑器たち。
いつしか壊れ、土に埋まり、長い年月と多くの人の手を経て、
私のところへやって来ました。
今、私の目の前にあることがうれしくて、
あまり「使う」という気分になれません。
でも、近いうちに、
何らかの形でお茶会に登場してもらおうと思っています。
しばらくは、ウチのテーブルの上で休憩。
麻のテーブルクロスに、やわらかな影を落としています。

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2008年5月 1日 (木)

パフェへの憧れ

Photo 先日、久しぶりに東照宮の骨董市に行ってきました。
冬の間、グウタラな私は、寒くて布団から出られず、
しばらく足が遠のいていたものですから、
本当に久しぶりの骨董市。
前日から気合を入れ、当日は6時起床。
画期的です。

そして東照宮に着いたのは、7時過ぎ。
快挙です。



早起きすると、やっぱり良いことがあります。
郡山の古い喫茶店から出たという、パフェスプーンを買いました。
1920~1930年代にアメリカで作られたもの。
ステンレスのミルクピッチャーやら何やらといっしょに、
段ボール箱にごちゃっと入っていたのですが、
繊細な彫り模様がちらっと見えて、
思わず足を止め、文字通り、掘り出してきました。

帰宅してから、箪笥の上に並べてみたのですが、
並べてみると、また何とも言えない雰囲気があって、
別の部屋で用事をしていても、
気になって、つい確認しに戻って来てしまいます。
そして裏返してみたり、向きを変えてみたり。
当時はきっと、パフェなんて高級品で、
めったに口に入らなかったことでしょう。
そんなパフェを一匙すくうためのスプーン。
ぎゅっと詰まったパフェへの憧れが、
私を虜にしています。


パフェって、あまり食べないのですが、
このスプーンを使うためにこの夏、作ってみようかしら、
と思っています。

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2008年2月 9日 (土)

tillandsia

今日、「小さな街の練習」というスペース宙で開かれているイベントに行ってきました。
仙台市内の素敵なお店が集まって、ワークショップを開いています。

「小さな街ブログ」→http://chiisanamachi.13.dtiblog.com/

そこで出合ったのがこの植物。
tillandsia(ティランジア)という中南米に分布する植物だそうです。
赤く突き出ているのが花で、根っこはありません。
火喰い竜のような姿が気に入って、家に連れて帰ってきました。
今にも歩き出して、火を吐きそうな勢いです。

昨日、こちらのイベントのプレパーティーにお邪魔して、
この植物を扱っていらっしゃる荒町のお花屋さんeaseの方とお話する機会がありました。
一見すると、素通りしてしまいそうなサボテンの面白い習性や、
シダに感じるロマンなど、植物に対する愛情がひしひしと伝わってきて、
楽しいひと時を過ごすことができました。

このtillandsiaは、花が終わると子株を出して繁殖するそうです。
いつか棚が火喰い竜でいっぱいになることを夢想しながら、
大事に世話していこうと思います。

Photo_2

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