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2009年4月

2009年4月22日 (水)

こけしぼっこ万歳

さて、いよいよこけしパーティー当日。

Photo こちらが受付になります。
参加者のみなさまには、
AKOさん作のこけしブローチを身に着けていただきます。

Photo_18そして幹事の役得。
AKOさん作のこけ巻きフェルトバージョン。
初めて見た時の感動といったら、もう。
私がいただいたものは、
なんとサーモンの筋まで再現されているのです。
その職人根性、私も見習いたいです。
詳しくはAKOさんのブログをご覧下さい。→
「東北のかわいい」というコーナーで紹介してくださっています。

AKOさんには、フェルト化できないものはないらしく、
その魔法の手によって、あんなものもこんなものもフェルト化されています。

Photo_2
会場風景。
切り絵の巨匠ナカジマアヤコさんのこけしフラッグと、
こけしくすだまがお出迎え。
このフラッグ、一つ一つ、胴体の模様が違うのですよ。
飾りつけながら、大興奮。
こけしくすだまは、肝心の瞬間に落下。
その衝撃的な姿は、会長のブログにて→

Photo_3

会長のコレクション。
こけし切手の数々。


Photo_5

会長が仙台のこけし大家から譲り受けた、貴重な版画。
こけしを作るためのろくろだそうです。
木版画とこけしって、しっくりきますね。


Photo_4 カメイ記念館学芸員、A野さんが持ってきてくださった、
貴重なこけしの数々。
A野さん、ありがとうございます。
どれもこれも味わい深いお顔です。
上段、左から二番目のこけしは、
受付でお出迎えさせていただいたウチのこけしを作った工人さんの、
お父様の作でした。
ご縁ですなぁ。


A野さんのこけし小話も、たいへんためになる上に、
こけし業界がちらりちらりと垣間見えて、
爆笑ものでした。

Photo_6
みゆきさんK野さんからお花をいただきました。
一気に華やぐ会場。
ありがとうございます!
みゆきさんからいただいたダリアは、こけしぼっこ幹事が、
それぞれ一本ずついただきました。
そしてK野さんからいただいたお花は、なんと魚のびく入りという、
素敵すぎるアレンジ!

「宮城に生まれてよかった!」という熱いメッセージ付きでした。

Photo_7

Photo_10

Photo_12

Photo_11

テーブルに並んだこけしなお菓子の数々。
野草で小さなブーケを作り、
AKOさんが作ってくれた豆こけしをひそませます。
はこべやつくしの陰からのぞく豆こけし。

Photo_13
今回のこけ巻き。
皆さん、ご満足いただけたかしら。

Photo_14

お茶は明前龍井をお出ししました。
お茶とこけ巻き、おかしをつまみつつ、
こけし話に花咲く皆さん。

Photo_15

そしてAKOさん作の豆こけし付き筆を使って、
ミニこけし絵付けが始まります。

Photo_19
皆さん、ものすごい集中力でした。
そして、どれもこれも個性的なこけしが完成。
最後にずらっと並べて記念撮影。

あー、ほんっとに楽しかった。
参加してくださった皆さん、素敵な会場を提供してくださったユリコさん
遠く埼玉から切り絵を送ってくださり、
当日はそのトークで場を盛り上げてくださったナカジマさんとそのご家族、
想像以上に面白いお話を聞かせてくださり、
紙袋いっぱいにこけしをつめて持ってきてくださった
カメイ記念館学芸員のA野さん、
そしてこけしぼっこ幹事の会長とAKOさん、
本当にありがとうございました。
私がこの数ヶ月、健康で楽しい妊婦生活を送れたのは、
皆さんのおかげです。

先日の検診では「ま~っ。丸いわ!」と言われた赤子。
こけ巻きを作るたびに、ぽこぽこ動いていた赤子。
きっとこけし好きの、ひょっとするとこけし似の子が生まれることでしょう。

Photo_20
会長が、こけしパーティーへの道のりを、
しおりにしてくださいました。
このしおりと、パーティーまでの日々は、
私の宝物です。

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2009年4月21日 (火)

今日のこけ巻き九巻目

今日は会長がこけ巻きの撮影にいらっしゃいました。
撮影だなんて。
うふふ。
緊張しますね。どうしましょ。
いつも使っている刺身用の鮭が見当たらず、
薄切りのスモークサーモンを使いました。
すると、どうやら形が作りやすかったらしく、
これまでで一番の仕上がりになりました。

Photo_21
顔立ちも穏やかです。

私は巻きながら、会長は写真を撮りながら、
色々お話。
この取材が、こけパー当日に、
思いもよらない形になりました。

次はいよいよこけパー当日です。

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今日のこけ巻き八巻目

原点に還りました。
翌日のこけパー最終会議のために巻いた、
今回のこけ巻き。

Photo_20









もみあげを卵焼きで作り、顔の輪郭から少し離しました。
黄色が多いと、華やかに見えていいですね。
当日もこのデザインで巻くことに決定。

しかし、会議で試食していただいた結果、
一日置くと、ごはんが固くなってしまうことが分かりました。
いつも旦那さんのお弁当につめていたので、
翌日のこけ巻きの状態を把握してなかったのですね。
旦那さん、いつも「うん。おいしかった。」と言ってくれるので。
やはり自分で確かめないといけません。
詰めの甘さを反省。
ごはんと昆布だしの比率を変えて、
少し柔らかめに炊くことにしました。

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今日のこけ巻き七巻目

鳴子でデザイン化されたこけしパッケージを見ていて、
気づいたこと。
頭飾りのラインがまっすぐになると、
すっきりして可愛く見える、ということ。
カーブにすると、ちょっと目のラインがきつく見えるような気がします。
では、頭飾りのラインを直線にするには、どうすれば良いのか。
考えた末、ラップの芯を切り開いて、
その内側に、頭飾りの具を敷き込み、
全体に巻き込んでから、ラップの芯をするっと抜けば良いのでは、
という結論に至りました。


Photo_17
そんなわけで、新兵器、ラップの芯登場。

Photo_18

・・・・・・・・・・・。

Photo_19


なんか違う!

かわいいけど、面長のこけしもいるけど、
ぱっと見てこけしって分かりませんよね?
しかもなりゆきで、これを持って、
中国人留学生の餃子パーティーに行くことになってしまいました。
カゴに入れて、チェックの紙ナプキンをしいて、
中国人留学生におひろめ。

留学生「わ~。かわいい~。」
私「何に見えます?」
留学生「う~ん、犬?」

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
人形にすら見えないのですね。

「東北にはこけしという木で作られた人形がありまして・・・。」という説明をしながら、
罪悪感。
しかも、こけ巻きよりチェックの紙ナプキンが人気でした。
屈辱。

そんなわけでラップの芯は封印します。
今回の教訓。原点に還れ。

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鳴子視察

Photo_6こけしで盛り上がっている街、鳴子。
会長AKOさんと共に、こけパーでお出しするお菓子を仕入れに
行ってきました。
一体こけしで鳴子がどれほど盛り上がっているのか。
左の写真を見てください。




自衛隊員募集の看板です。
こんなところにもこけしが・・・。
この看板に魅かれて入隊した若者が、日々汗と泥にまみれながら、
ほふく前進などに励んでいるのかと思うと、涙が出そうです。
自衛隊、専守防衛でけっこう。

こけしもさることながら、鳴子、そそられるお店も満載でした。

Photo_7 こちらはもう閉店したらしい金物屋さん。
奥までぎっちりチープなやかんやポット、
バケツなどなど、あらゆる生活用品が山積みになっていて、
お店の前で相当騒いだのですが、
どうにもならず、後ろ髪引かれる思いで、立ち去りました。

Photo_8 こちらはお豆腐屋さんです。
看板や内装、表に出ているメニューボードの色使いが、
商店街の中でも異色といいますか、
AKOさん曰く「アジアっぽい」。
確かに。




紅白の提灯とシャンデリアを同居させてしまうこのセンス。
豆腐チーズケーキはUBE(紫芋?)使用で、紫色に。
冷蔵庫の上に積んである缶ジュースのセレクトからも南国の匂いが。
と思っていたら、看板に店主氏の自己紹介が。
「フィリピン人のアンです。」
AKOさん、千里眼。

Photo_9 そろそろ赤子用品をそろえていかなければ、と思い、
ひなびた手芸屋さんで購入した毛糸(の一部)。
1玉100円。
我ながら子ども向けとは思えない色のセレクトです。
お店の外のかごに山積みになっていたのですが、
触っているうちに、なぜか手が真っ黒に・・・。
編む前に、手洗いした方がいいかもしれません・・・。

Photo_10

そして、商店街で買い物をすると、
こんなスタンプがもらえます。


もちろん、こういうお店探しばかりにうつつを抜かしていたわけではありません。
目的はこけしをテーマにしたお菓子探し。
「ベルギーだんご」が一押しの和菓子屋さん「大阪屋」に向かいました。
「なぜベルギー?」と思っていたら、
お店の前の張り紙にも「なぜ、どうしてベルギー?」と書いてありました。
ナイス一人ぼけ突っ込み。
どうやらだんご型に作られたスポンジケーキに、
ベルギーチョコがかけられているようです。
なるほど。
こちらではベルギーチョコがかかったオレンジピールも売られていました。1本40円。
駄菓子感覚で買えて、うれしいですね。
「こけしサブレー」のパッケージが可愛らしかったので、
こけパー用に購入しました。
こちらの奥様が大変おしゃべり上手な方で、
お茶とお菓子を出していただきました。
しかし後ほど、買い物をしたにも関わらず、
「こけしスタンプ」をもらっていなかったことが分かり、
会長とAKOさんが引き返したのですが、
3枚もらえるところを、奥さん、2枚しかくれなかったそうです。
あらあら。
しかも、お二人がこけし好きであることを承知していながら、
お店で使っているこけしシールを見せびらかし、
「これはあげないよ。」と発言したとか。
まー。なんてことを。

ぶちぶち言いながら商店街を歩き、
ぶちぶち言いながらも、こけしモチーフを見つけると、
立ち止まって、撮影会。
意外と交通量が激しい商店街。
何度かひかれそうになりました。

Photo_13

ちょっと小さめのマンホール。

それからこけし落雁を作っている鉱泉堂へ。
去年の秋に作ったものが評判だったそうで、今は常時置いてあります。

Photo_11

それがこちら。
ずらららら~っと奥までこけし落雁。

型を見せていただけませんか?とうかがうと、
快く見せてくださいました。
「きっと型も喜びます。」ですって。
わー、なんて良い方なのかしら。

Photo_12 
大正時代の型ですって。
貴重なものを見せていただいて、
ありがとうございます。
お顔も良い感じです。

さて、大満足で店を出た頃から、空腹を感じ始めた私。
しかし、他のお二人は、あちこちでいただいたお茶や試食品で、
けっこう満たされているご様子。
お二人以上に食べているのに、なぜ私だけ・・・。
それは赤子に吸われているからです。
私の体重は増えていないのに、赤子だけは着々と育っています。
しかも常に週数より2週間分頭のサイズが大きいのです。
ちなみに脚はそれほどでもないそうで。
大きさより、そのアンバランスさが気になります。

駅に着いた頃、私はこけしモチーフよりも、 定食屋を探していました。 

Photo_14 少々不安になって、あたりを見回すと、
「喫茶純」という看板が。
メニューボードには「手作りトマトソースのナポリタン」。
おっ!?
さらに「イカ墨スパゲティ」。
おおっ!?
「とろとろオムライス」。
おおーっ!?


この店、いける。絶対美味しい。
鳴子に来て、なんでわざわざ洋食やねん、と思いますが、
この店は間違いない、と確信。
しかも土産物屋が併設されており「こけし工人の店」の看板。
あら~。工人さんが作るナポリタン。
食べたい・・・。

そんなわけで、お二人にハラヘリであることを告白。
工人さんの店でオムライスを注文しました。

Photo_15 
これがもう絶品。
ふわっふわのとろっとろです。
仙台にあったら、確実に常連になっていることでしょう。
オムライス以外も絶対おいしいに違いありません。
サラダとスープとコーヒーとアイスクリームがついて900円。 


お店の雰囲気も落ち着いてて、 往年のハリウッドスターのポスターがあちこちに。
そしてやはりカウンターにたたずむこけし。
鳴子ですもの。
工人の店ですもの。

その後、隣の土産物屋を物色。
昭和30年代のこけしが500円で売られていました。
会長、じっくり品定め。
小鳥の絵が描いてある可愛らしいコをご購入。

Photo_16 私は・・・・店の片隅に放置してあった、
パンダの引き車を買いました。
赤子用です。
顔はパンダなのに、肩で歩く感じが類人猿。
かわいいというより、どこかとぼけた表情がツボに入りました。
今回の旅、私は一体、何をしに来たのかしら。



店主氏にいつ頃作られたものか聞いてみると、
「15年ぐらい前かなぁ。よくありますよ。そういうおもちゃ。
たまたまパンダなだけでね。」
たまたまパンダ。
これもどこを触っても、手が黒くなります。
15年間、一度もひもをほどかれなかったのか、
ひもの結び目部分以外は、色あせて変色。
おそらく私に15年ぶりにひもをほどかれ、 ころころ。
どうですか。15年ぶりにひもをほどかれる気分は。

AKOさんと会長は、絵付け用の白木のこけしを購入。
じっくり品定めして、きれいなコを選び抜くお二人。
さすがです。

そんなこんなで終わった鳴子旅でした。

ちなみに、帰宅してから、あまりにもほこりっぽいので、
パンダを洗ってみました。
すると黄色い液体が・・・。
染料が流れ出したようです。
これで遊ばせて大丈夫だろうか・・・。







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こけ巻き六巻き目

ご無沙汰しております。
毎日チャック全開の猫空です。
雛茶会終了後、ぱたっと止まっていたブログの更新。
燃え尽きていたわけではありません。
こけ巻きの修行、鳴子へのこけし視察旅、
近所の資福寺でお花見、盛りだくさんの日々で、
更新が追いつかなかったのです。
先日、19日にこけしパーティーが盛大に催され、
夢のようなひとときを反芻しながら、一息ついているところです。
そんなわけで、今月前半を振り返ってみます。

まずはこけ巻き。
六巻目。
遠刈田の蔵王こけし館で出会ったこけし、名づけて「アイシャドウ系」。

Photo 目のラインに特徴があります。
こちらの再現を試みてみました。

Photo_2

挫折。

Photo_3

アイシャドウ系の艶っぽい目元はまったく再現できず、
どちらかといえば男顔。
マッチョなこけ巻きに仕上がりました。

Photo_5

穏やか、かつ頼りがいのありそうなナイスガイ。
何でも相談できそうです。

あの独特な目のラインは、
かんぴょうと海苔程度では維持できないようです。
お化粧でいうなら、マスカラでがっつりマツゲを固めるようなもの。
おそらく固形物でないと無理なのでしょう。
蕗を甘辛く煮て、芯にしようかと思ったのですが、
こけし巻き、は絵巻寿司の中でも相当マイナーなジャンル。
その中でさらにマイナーなあの顔立ちをモデルにするというのは、
いかがなものか。
マイナー路線に走りすぎても、こけし巻き界の裾野が広がりませんから、
アイシャドウ系は番外編ということで、
しばらくはオーソドックスなこけし巻きに専念しようと思いました。

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